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逆子・妊娠中の腰痛・便秘

症例報告:柳本


30代 女性


●症状

逆子 初診当時32週 30週の時逆子と診断

所見:冷え感(足腹腰部)
   便秘
   血圧正常
   10分くらい歩くとお腹のハリを感じるが、主治医からはよく動くようにとの指導を受けている
   腰部がたまにぴきっという痛みを感じる



●治療の内容と経過

治療:足部温め
   生活指導・逆子体操指導
   お灸(三陰交・至陰)
   お灸指導(自宅施灸指導)


2診目:逆子は直って、頭は下になっていた
   逆子止めの治療を施し、再度お灸のポイントを取りなおす
   全身調整の軽い刺さない鍼も同時に行う
   
   


●コメント

逆子の治療の場合、まずは主治医の先生の許可を取っていただいてからの治療が基本となります。
その他、ハリ止めを飲まれている方や子宮頚管長の長さによっては治療をお断りすることもあります。

この患者様の場合は、お腹の「ハリ」を感じられてはいるものの、主治医から運動をすすめられているので、治療をお受けしました。
足の冷えが顕著で、疲労や痛みをお感じになっているかたでしたが、妊婦さんの治療の原則は「刺激は最少に」です。
妊娠中は、意外なほど体が敏感になっていて、一本の鍼や一粒のお灸が体を大きく変化させるからです。

妊婦さんの治療は、自宅での施灸とセルフケアが主なものなので、施灸指導や寝方指導、生活指導が主です。

逆子治療の場合は、二回目の治療は次の検診のある日やその翌日にお取りいただく事がほとんどです。
直っている場合は、仕上げの治療をして、それ以降は自宅でのお灸の継続のみとなります。

お灸を自宅で初めて1週間しかたっていないものの、便秘や腰痛が減っているのを自覚されていて、出産までお灸をされるとのことでした。




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