蓼科の紅葉

スタッフ藤井です。

日曜日に早起きして長野の蓼科・八ヶ岳方面に紅葉を見に行ってまいりました。

ここは長野県茅野市にある御射鹿池（みしゃかいけ）です。
日本画の東山魁夷の名作「緑響く」のモチーフとして有名な池です。
以前アクオスの宣伝にも使われたあの絵なので、ご存知の方も多いかと思います。

「緑響く」の絵のような写真が撮りたくて日の出前にカメラをセッティングして朝もやに包まれた池を撮ってみました。

麦草峠のあたりにある白駒の池です。
とても天気がよく、しかも無風で水面は鏡のようです。

標高2115mととても高い所にあるので、急いで歩くとすこし息切れがします。
凛とした冷たい空気に包まれ、明鏡止水の境地を味わえます。

紅葉はすでに終わっていて、もう冬です。
朝は霜で真っ白でした。

白駒の池の周囲は厚い苔に覆われた森です。

池の周囲はしっかりと整備された遊歩道があり40分ほどで周回できます。
比較的歩きやすいので。多くのハイキング客でにぎわってます。

厚い苔に覆われた倒木は長い年月をかけて分解され、新たな生命の土台になっていました。

森の木は苔に覆われることで守られているのでしょうか。

メルヘン街道の麦草峠からすこし長野側にくだったところにある日向木場展望台からの眺めです。
南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスまで見渡せる絶景です。

遠くには噴煙を上げる御嶽山も見えました。

噴煙を上げる御嶽山。

ススキの時期はもうとっくに過ぎていました。

八ヶ岳を背景に赤ソバの花。


1500m以上の標高の高い場所はもう紅葉は終わってしまいましたが、これから徐々に低い場所で紅葉が楽しめそうです。


記事＆写真：藤井直樹

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TAG：mejiro　紅葉　長野　蓼科　紅葉見頃　2014