緩和ケアのためのリンパドレナージ
- 2014/10/21
- 18:48
こんにちは、スタッフの梅津です。
秋深まり、過ごしやすい季節になりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
10月19日(日)は日本医療リンパドレナージ゙協会のスキルアップ講習に柳本院長と参加してきました。
今回のテーマは「がん終末期の緩和ケア」でした。
参加者の職業は看護師、作業療法士やマッサージ師と様々ですが、みなさん共通している事はリンパ浮腫治療に従事しておられると言うことです。

講習の内容は、午前は静岡県立がんセンターで長年がんの緩和医療に携わっておられる安達勇先生の講義、午後は緩和処置のマッサージと圧迫療法の実技でした。
講義では、がん緩和ケアの変遷から現状、今後の展望などを細かくお話しいただき、大変勉強になりました。
治療院にいると、緩和ケアに携わる機会は多くはありませんので、病院の色々な内情を聞くことができ、大変興味深いものでした。

また午後の実技では、緩和処置特有の手技や圧迫の方法などを練習しました。
通常のリンパドレナージとは異なり、非常にソフトな刺激で行っていく手技で、お体の状態に合わせて刺激量を変えていく難しさを改めて感じました。
また圧迫療法は、非常に弱い圧でありながらとても心地よく効果が出ることを体感できました。
今回学んだ方法は、がん緩和ケアだけでなく、通常のリンパドレナージや鍼灸治療にも応用出来ると考えています。
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