kiite! 2015年10月号はニキビに効くツボです。
ニキビなどの皮膚症状は、色を診ることで特徴が分かります。
10月号では、赤ニキビと白ニキビを取り上げました。
赤い色は東洋医学では熱の現れです。
顔・目・舌・皮膚…など、赤い色は熱の症状だと判断できます。
ニキビも同じで、どこかに熱があると赤いニキビになりやすいと考えられます。
白いニキビは、熱はないけれど体の中に余分な水分(または油分)がたまっていると考えられます。
中医学では脂肪も水の一種ととらえますので、食生活に気をつけると同時に、水分代謝を良くすることもニキビを遠ざけるポイントとなります。

この号では、曲池(きょくち)と血海(けっかい)という皮膚病によくつかわれるツボをご紹介しました。
血海は私のお気に入りのツボで、膝頭の内側の角から指三本分上にあります。
血の海というだけあって、血に関する病によくつかわれます。
生理痛のひどい女性におススメしたいツボでもあります。(生理痛が今まさにあるというときは、強めに押すのがポイントです。)
これら二つに加えて、豊隆(ほうりゅう)というツボもご紹介しています。
豊隆は、膝のお皿と足首とのちょうど中間のところに位置していて、むくみや痰などといった、体の中の余分な水を取ってくれるツボとしてよくつかわれるツボです。
痰の切れにくい人などには、置き鍼を貼っておくといつの間にか痰が切れやすくなっているという、便利なツボです。
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