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舌をcheck! 東洋医学的身体の水分指標編  (脾虚湿盛の舌診)

以前、舌のむくみ具合によって、身体の水分量がわかるという「舌診」の記事を書きました。→舌をcheck! 身体の水分指標編

基本的に舌がむくんでいるような時は、身体の中の水分量が多くなっています。
浮腫んでいて、さらに舌の輪郭にギザギザの歯形がついていることがあります。

舌診 歯痕舌!


このような舌は、摂取水分が多すぎる、もしくは水分代謝が低下して余分な水が余っている上に、「気」が足りない場合に見られます。
専門用語でこのギザギザの舌を歯痕舌(しこんぜつ)と言います。


気が充分にみなぎっている場合には、多少水分が多くて舌が浮腫んでも歯の圧力にも負けずにピーンと張った舌なのですが、東洋医学でいうところの「気」が不足すると、身体全体に張りがなくなります。
舌もふにゃふにゃになり、歯のあとが残って歯痕舌(しこんぜつ)になってしまうのです。
歯痕とは、その字のとおり歯のあとです。


このように「気」が少なくてその上、水分が余っているギザギザ舌の人はあまりたくさんの水分を摂るのは控えましょう。
余分な水分を押し流す(排出する)力が弱っているので、お腹がタポタポで胃腸が冷えてどんどん弱ってしまいますよ。

「水をたくさん飲んで健康に」という水飲み健康法みたいなモノも有るようですが、舌がギザギザの歯痕舌のある方はほどほどに。




東洋医学の簡単解説:

「気」の話はこちら→ところで「気」って?
「血」の話はこちら→身体をつくる「血」のはなし
「水」の話はこちら→身体をつくる「水」のはなし


舌診(ぜつしん)に関する記事:
湿気と健康 水分摂取量の目安について
身体をつくる血のはなし
舌をcheck!身体の水分指標編2
舌をcheck!身体の水分指標編1
舌をcheck! ストレスと舌



東洋医学で脾といえば
脾の機能をアニメで表現!
東洋医学と脾について 第二弾
東洋医学と脾について 第三弾
東洋医学と脾について 第四弾
東洋医学と脾について 第五弾








banner_02.gif←お肌も舌も、張りを保つには「気」が大事!なのです。
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