全日本鍼灸学会 北海道札幌 2016年6月
- 2016/07/07
- 18:00
全日本鍼灸学会に出席するため札幌を訪れました。
こちらは会場の札幌コンベンションセンターです。以前東洋医学会が開催されたところです。
以前の東洋医学会の様子はこちらからご覧いただけます。
鍼灸サロンの様子
認知症セミナーの様子

我々(柳本・二宮)の主な目的は、師匠である吉川正子先生の講座の見学・お手伝いです。
吉川先生は今回「"傷寒論鍼灸配穴選注"より学ぶ"陰陽太極鍼"」というテーマで、実技披露を行いました。
陰陽太極鍼のやり方の他に、傷寒論に則った選穴の提案という内容です。
今回は特に、三焦兪の全身に広範及ぼす影響などの新しい発見や、患者さんのインタビュー風景や、鍼灸治療前後の歩行の変化の様子など、動画も交えた新しく充実した内容満載のものでした。
東方鍼灸院のサイトからも、資料や報告が見られますので、ご興味のある方はご覧ください。
"傷寒論鍼灸配穴選注"からみた陰陽太極鍼
会場の様子

陰陽太極鍼は、目白鍼灸院の核となる鍼灸の治療方法です。
大きな特徴は、患者さんの皮膚感覚に重きを置くことです。
具体的には、経穴(つぼ)をかすかになでていって、「気持ちよい」「くすぐったい」「過敏である」などの反応の現れているポイントを丁寧に探索して、それを基にツボを決定し鍼刺激を行います。
刺激の仕方も特徴があります。
鍼は刺すものというイメージが強いと思いますが、陰陽太極鍼では鍼を刺しません。
肌の上に置くだけの治療法です。

写真は王不留行子という漢方薬の種をツボに貼っているところ
肌の表面は非常に過敏で、触るか触らないか程度の非常に軽微な刺激で全身に大きな影響をおよぼすことが分かっています。
皮膚の感覚を大切に、患者さんの身体の声を聞きながら行う治療法なのです。
目白鍼灸院でも、置くだけの鍼を多用しておりますが、鍼を置いているだけで「からだの中を何かが通るような感覚がある」とか「手のひらに何か玉がコロコロ転がるような感覚があり、その後全身行き渡る」など、さまざまな言葉で、患者さんたちはエネルギー(気)の流れを感じ、それを表現してくださいます。
もちろん、刺す鍼をご希望の患者さんには鍼を刺すこともありますし、刺す鍼も素晴らしい効果があります。
しかし、鍼に恐怖を感じる患者さんや、リンパ浮腫などの危険がある患者さんや抗がん剤の途中の白血球や血小板の数値が下がっている患者さんにも安心して行える陰陽太極鍼は、とても効果的かつ時期を選ばない鍼療法として貴重です。
刺さない鍼を置くだけで、難治な症状が次々に好転する素晴らしい治療法です。

ローラー鍼でも治療ができます
現在、東方鍼灸院では長期研修生を募集しております。(2016年7月7日現在)
東方鍼灸院の募集のページ
以前こちらでも、長期研修について2015年8月に記事を書かせていただきました。
長期研修生は常時1~3名程度で、約2年程度の方が多いようです。
空きがないと入れない貴重な機会ですので、吉川正子先生のそばでじっくり研修をご希望の方にはチャンスだと思います。
短期研修は常時募集しておりますので、東方鍼灸院まで直接お問い合わせいただければと思います。
また、目白鍼灸院でも8月に陰陽太極鍼をベースとしたグリーフケア鍼灸師集中講座を開催します。
こちらはグリーフ(悲嘆)ケアを行なえる鍼灸師育成を目的とし、企業で働く患者さんの治療を企業内で行う鍼灸派遣と一体となったプログラムです。(企業派遣は希望者のみ)
講座受講料の補助も出ますので、グリーフケア鍼灸師養成講座にご興味のある方は是非目白鍼灸院にお問い合わせください。
目白鍼灸院について
こちらは会場の札幌コンベンションセンターです。以前東洋医学会が開催されたところです。
以前の東洋医学会の様子はこちらからご覧いただけます。
鍼灸サロンの様子
認知症セミナーの様子

我々(柳本・二宮)の主な目的は、師匠である吉川正子先生の講座の見学・お手伝いです。
吉川先生は今回「"傷寒論鍼灸配穴選注"より学ぶ"陰陽太極鍼"」というテーマで、実技披露を行いました。
陰陽太極鍼のやり方の他に、傷寒論に則った選穴の提案という内容です。
今回は特に、三焦兪の全身に広範及ぼす影響などの新しい発見や、患者さんのインタビュー風景や、鍼灸治療前後の歩行の変化の様子など、動画も交えた新しく充実した内容満載のものでした。
東方鍼灸院のサイトからも、資料や報告が見られますので、ご興味のある方はご覧ください。
"傷寒論鍼灸配穴選注"からみた陰陽太極鍼
会場の様子

陰陽太極鍼は、目白鍼灸院の核となる鍼灸の治療方法です。
大きな特徴は、患者さんの皮膚感覚に重きを置くことです。
具体的には、経穴(つぼ)をかすかになでていって、「気持ちよい」「くすぐったい」「過敏である」などの反応の現れているポイントを丁寧に探索して、それを基にツボを決定し鍼刺激を行います。
刺激の仕方も特徴があります。
鍼は刺すものというイメージが強いと思いますが、陰陽太極鍼では鍼を刺しません。
肌の上に置くだけの治療法です。

肌の表面は非常に過敏で、触るか触らないか程度の非常に軽微な刺激で全身に大きな影響をおよぼすことが分かっています。
皮膚の感覚を大切に、患者さんの身体の声を聞きながら行う治療法なのです。
目白鍼灸院でも、置くだけの鍼を多用しておりますが、鍼を置いているだけで「からだの中を何かが通るような感覚がある」とか「手のひらに何か玉がコロコロ転がるような感覚があり、その後全身行き渡る」など、さまざまな言葉で、患者さんたちはエネルギー(気)の流れを感じ、それを表現してくださいます。
もちろん、刺す鍼をご希望の患者さんには鍼を刺すこともありますし、刺す鍼も素晴らしい効果があります。
しかし、鍼に恐怖を感じる患者さんや、リンパ浮腫などの危険がある患者さんや抗がん剤の途中の白血球や血小板の数値が下がっている患者さんにも安心して行える陰陽太極鍼は、とても効果的かつ時期を選ばない鍼療法として貴重です。
刺さない鍼を置くだけで、難治な症状が次々に好転する素晴らしい治療法です。

現在、東方鍼灸院では長期研修生を募集しております。(2016年7月7日現在)
東方鍼灸院の募集のページ
以前こちらでも、長期研修について2015年8月に記事を書かせていただきました。
長期研修生は常時1~3名程度で、約2年程度の方が多いようです。
空きがないと入れない貴重な機会ですので、吉川正子先生のそばでじっくり研修をご希望の方にはチャンスだと思います。
短期研修は常時募集しておりますので、東方鍼灸院まで直接お問い合わせいただければと思います。
また、目白鍼灸院でも8月に陰陽太極鍼をベースとしたグリーフケア鍼灸師集中講座を開催します。
こちらはグリーフ(悲嘆)ケアを行なえる鍼灸師育成を目的とし、企業で働く患者さんの治療を企業内で行う鍼灸派遣と一体となったプログラムです。(企業派遣は希望者のみ)
講座受講料の補助も出ますので、グリーフケア鍼灸師養成講座にご興味のある方は是非目白鍼灸院にお問い合わせください。
目白鍼灸院について
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