西沢渓谷散歩
- 2016/10/13
- 19:29
スタッフ藤井です。
朝晩が少し涼しくなってきてちょっとだけ秋らしくなりましたね。
先日の休日に山梨県の西沢渓谷を歩いてきたので写真をアップします。
西沢渓谷は山梨と埼玉にまたがる秩父多摩甲斐国立公園にあり、清らかな渓谷と美しい大小さまざまな滝、苔の岩と森林浴を楽しめます。
1周約10キロの一方通行、所要時間約4時間のお手軽トレッキングコースで、都心からも割と近く、バスや電車でのアクセスが良いためにとても人気があります。
美しい渓谷のすぐ脇を歩けるので、渓流好きにはたまりません
この水の透明感が身も心も清めてくれそうです。
「竜神の滝」。
とても綺麗な造形で見てて飽きません。
滝の轟音が腹に響きます。
この渓谷の素晴らしいところはすぐ目の前で滝を楽しめる点でもあります。
赤みがかかった岩の上をすべる青い水、苔むした緑の岩、そして樹木の緑。
紅葉の時期にはこれに暖色系の鮮やかさが加わり素晴らしいことでしょう。
こういったきれいな滝や美しい淵が「これでもか!これでもか!!」というくらい次々と出現して歩いててもまったく飽きません。
ココでは紹介しきれない滝やビューポイントが盛りだくさんですが、これだけ濃密に景観美を楽しめる渓谷もなかなかないのでは?
母胎淵。
滝つぼの脇で小石などがくるくる回転して岩を削り取ってできた甌穴(おうけつ)。
甌穴の正面から見ると、滝の奥側がかまくらのようにキレイに丸く削られてるのが見えます。
ここまで大きな丸い穴ができるまで一体どれだけの時間がかかるのだろうか。
苔の上にキノコ発見。
清流ばかり見ててしばらく気が付きませんでしたが、苔の上をよく見るとあちこちに小さなキノコがありました。
苔とキノコは絵になるのでこの写真以外にもたくさん撮ってきました。
目白鍼灸院の受付のフォトスタンドにはもっとたくさんの写真を流してます。
これが西沢渓谷最大の絶景ポイントである滝「七ツ釜五段の滝」。
5つの滝と7つの滝つぼがあるとても珍しい滝です。
上の方の落差が低く、下の方に行くほど落差が大きくなるというデザイン性に優れた美滝です。
日本の滝百選に選ばれているそうですが、名滝十選ぐらいになれそうな気がします。
七ツ釜五段の滝を過ぎれば西沢渓谷の最終局面となり激しい上り坂と階段がまっていて、足がそろそろきつくなります。
最上部の渓谷終点まで上がるとホッとします。
終点はちょっとひらけた休憩所があり、皆さん食事をとって休憩をしてます。
爽やかな風に包まれながら美味しいドリップコーヒーが飲めると疲れも吹っ飛びます。
ここからは帰り道。
清流からは離れますが、とても歩きやすい平たんで快適な帰り道です。
40数年前まではトロッコでの木材運搬を行う馬力鉄道があったそうです。
昭和中期までの爆発的に増加した首都圏の木造建築を支えるために相当な量の木材がこの道を通って運ばれたのですね。
建築木材の輸入増加とともに林業も廃れて廃線と化したのでしょう。
今でもところどころレールの残骸が残っていました。
これからの紅葉の時期が待ち遠しいですね。
※お手軽トレッキングとはいえ、足場の悪いところ、崖の縁、沢のようなガレ場などいろいろあります。
ここに限らず山を歩くときは必ずちゃんとした装備と覚悟をもって無理せず楽しんでください。
写真&記事:藤井直樹
目白鍼灸院・目白漢方薬店
朝晩が少し涼しくなってきてちょっとだけ秋らしくなりましたね。
先日の休日に山梨県の西沢渓谷を歩いてきたので写真をアップします。
西沢渓谷は山梨と埼玉にまたがる秩父多摩甲斐国立公園にあり、清らかな渓谷と美しい大小さまざまな滝、苔の岩と森林浴を楽しめます。
1周約10キロの一方通行、所要時間約4時間のお手軽トレッキングコースで、都心からも割と近く、バスや電車でのアクセスが良いためにとても人気があります。
美しい渓谷のすぐ脇を歩けるので、渓流好きにはたまりません
この水の透明感が身も心も清めてくれそうです。
「竜神の滝」。
とても綺麗な造形で見てて飽きません。
滝の轟音が腹に響きます。
この渓谷の素晴らしいところはすぐ目の前で滝を楽しめる点でもあります。
赤みがかかった岩の上をすべる青い水、苔むした緑の岩、そして樹木の緑。
紅葉の時期にはこれに暖色系の鮮やかさが加わり素晴らしいことでしょう。
こういったきれいな滝や美しい淵が「これでもか!これでもか!!」というくらい次々と出現して歩いててもまったく飽きません。
ココでは紹介しきれない滝やビューポイントが盛りだくさんですが、これだけ濃密に景観美を楽しめる渓谷もなかなかないのでは?
母胎淵。
滝つぼの脇で小石などがくるくる回転して岩を削り取ってできた甌穴(おうけつ)。
甌穴の正面から見ると、滝の奥側がかまくらのようにキレイに丸く削られてるのが見えます。
ここまで大きな丸い穴ができるまで一体どれだけの時間がかかるのだろうか。
苔の上にキノコ発見。
清流ばかり見ててしばらく気が付きませんでしたが、苔の上をよく見るとあちこちに小さなキノコがありました。
苔とキノコは絵になるのでこの写真以外にもたくさん撮ってきました。
目白鍼灸院の受付のフォトスタンドにはもっとたくさんの写真を流してます。
これが西沢渓谷最大の絶景ポイントである滝「七ツ釜五段の滝」。
5つの滝と7つの滝つぼがあるとても珍しい滝です。
上の方の落差が低く、下の方に行くほど落差が大きくなるというデザイン性に優れた美滝です。
日本の滝百選に選ばれているそうですが、名滝十選ぐらいになれそうな気がします。
七ツ釜五段の滝を過ぎれば西沢渓谷の最終局面となり激しい上り坂と階段がまっていて、足がそろそろきつくなります。
最上部の渓谷終点まで上がるとホッとします。
終点はちょっとひらけた休憩所があり、皆さん食事をとって休憩をしてます。
爽やかな風に包まれながら美味しいドリップコーヒーが飲めると疲れも吹っ飛びます。
ここからは帰り道。
清流からは離れますが、とても歩きやすい平たんで快適な帰り道です。
40数年前まではトロッコでの木材運搬を行う馬力鉄道があったそうです。
昭和中期までの爆発的に増加した首都圏の木造建築を支えるために相当な量の木材がこの道を通って運ばれたのですね。
建築木材の輸入増加とともに林業も廃れて廃線と化したのでしょう。
今でもところどころレールの残骸が残っていました。
これからの紅葉の時期が待ち遠しいですね。
※お手軽トレッキングとはいえ、足場の悪いところ、崖の縁、沢のようなガレ場などいろいろあります。
ここに限らず山を歩くときは必ずちゃんとした装備と覚悟をもって無理せず楽しんでください。
写真&記事:藤井直樹
目白鍼灸院・目白漢方薬店
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