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東洋医学と脾について 第三弾

今日は、梅雨が明けたかと思うくらい、いい天気でしたね。
からっとしてましたが、気温は高く、冷たい飲み物がほしくなります。
汗をかく夏に水分を取ることは、非常に重要なことですが、氷入りの飲み物をがぶ飲み…というのは脾が疲れてしまうので要注意です。

脾が疲れたり、傷んだりすると、
効率よく飲食物からエネルギーを取り出せなくなるのは前回までのお話。

「エネルギーを取り出せない」
ということは、飲食物から「気」がつくり出せないということです。
身体の機能・形を支えている「気」が不足してくると、

・なんとなく身体がだるい
・気力がでない
・体を動かすとだるさが悪化する

といった気虚(気の不足)の症状がでてきます。

加えて、水分を取りすぎると「重い」「足がむくむ」「下痢しやすい」などの「湿」症状も出てきやすくなります。
これは、「気」が不足していることで、水分をうまく利用できなくなっているからです。

脾が疲れる→気が作り出せない→体の「気」が不足→だるい→さらに冷たい飲み物で脾が疲れる
→余分な水分も溜まってくる→さらにだるい・・・・・
夏バテ悪循環の始まりです。
mojito.jpg

魅力あふれる冷たい飲み物と
うまく付き合って、夏を乗り切りたいですね。










脾についての連載記事:
東洋医学で脾といえば
脾の機能をアニメで表現!
東洋医学と脾について 第二弾
東洋医学と脾について 第三弾
東洋医学と脾について 第四弾
東洋医学と脾について 第五弾







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