CNJ主催のがん医療講演会;「もっと知ってほしい代替医療のこと」
- 2010/07/11
- 00:30
先日、東京大学構内で行われたCNJ(キャンサーネットジャパン)主催のがんの講演会、「もっと知ってほしい代替医療のこと」に参加してまいりました。

CNJの「もっと知ってほしい○○のこと」講演会は時間が有ればたびたび参加している定期講演会で、がんのサポート団体であるCNJががん患者やその家族、または一般の人へのがんに関する様々な知識を高めようとするがん医学勉強会です。
毎回、国内外のがん医療の最前線で活躍する医師や医療従事者や知識人などのとても貴重なお話が聞けます。
今回の講演会のプログラム:
1 がん情報ナビゲーター(CIN)、認定乳がん体験者コーディネーター(BEC)の活動報告
2 もっと知ってほしい代替医療のこと
3 代替医療に関する識者のパネルディスカッション

今回の聴講目的であった「もっと知ってほしい代替医療のこと」は、代替医療のなかでも鍼灸や漢方薬には殆ど触れておらず、健康食品・サプリメントの話で、「もっと知ってほしい健康食品のこと」でした。
2008年の厚生省の調べによるとがん医療のなかで健康食品・サプリメントの使用者は9割を超え、市場規模は年間1兆円に迫る程の市場だそうです。しかしネットや書籍など情報の氾濫により代替医療の何が正しく何が問題なのか解りにくく混乱しているのが現状です。
こうした代替医療をとりまく混乱状況の改善を目的として厚生省が補完代替医療ガイドブックの制作を行い、そのガイドブック制作に当った大野先生が講演しました。

(こちらのガイドブックは目白鍼灸院にも有りますので欲しい方はスタッフまで)
誤った情報や誇大な表現などに惑わされないために患者側での正しい知識も必要ですが、医療者側の無関心や認識不足なども大きな原因であることを指摘したうえで、医師は健康食品に救いを求める患者の心理をよく理解し、もっとコミュニケーションをとる、もしくはコミュニケーションがとれる医療環境を整えなければいけないと主張しておりました。

今回の「もっと知ってほしい代替医療のこと」では全く鍼灸の内容には触れてはいませんでしたが、この補完代替医療ガイドブックにもがん治療に対する鍼灸の有効性や適応範囲などについての記述があります。

(補完代替医療ガイドブック資料編19ページより)
ダンロードはこちら(PDF)
目白鍼灸院では多くのがんの患者さんに対しての鍼灸治療とリンパ浮腫治療を行っています。
がんの疼痛緩和や、抗がん剤の副作用軽減、手術後の痛みの軽減、術後の健康管理のサポート、ホルモン療法などの副作用軽減や神経症状、精神症状の治療など多くの目的でがんのサポート治療を行っています。
患者さんひとりにじっくり向き合い、ゆっくり話を聞き、身体を診察する鍼灸はがんのケアに欠かせない医療の一つになりつつあります。
実際、全国の国立がんセンターやがん研究所などがんの専門病院や緩和ケアで活躍する鍼灸師が増えています。
がん対策基本法による緩和ケア等チーム医療が推進される中で、今後どんどん緩和ケア領域での鍼灸師が増加することでしょう。

東京ウィメンズプラザ
次回のCNJは「もっと知ってほしい脳腫瘍のこと」7月25日(日曜日)渋谷ウィメンズプラザ12:15~一般参加費1000円です。
がん医学の講演会ですが一般向けで毎回とてもわかり易くお勧めです。
記事担当;藤井
がん関連記事:
不安と免疫と鍼灸と
意外な癌と鍼灸の関係
抗がん剤・放射線治療と食事のくふう
がん医療セミナー 「もっと知ってほしいすい臓がん」
ツボ押しと鍼灸の威力~家庭画報 2010年7月号
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TAG: がん鍼灸 癌のつぼ療法 がんと鍼灸治療 癌の針灸 がん ハリ治療 癌のツボ がん 東洋医学 癌と針灸治療 がん治療と鍼灸 癌治療と針灸 がん治療を行う鍼灸 癌とハリ 目多くのがんの患者さんに対しての鍼灸治療とリンパ浮腫治療を行っています。鍼灸によるがんの疼痛緩和や、鍼灸による抗がん剤の副作用軽減の治療、針きゅうによる手術後の痛みの軽減、術後の健康管理のサポート、ホルモン療法などの副作用軽減や神経症状、精神症状の治療など多くの目的でがんのサポート治療を鍼灸で行っています。

CNJの「もっと知ってほしい○○のこと」講演会は時間が有ればたびたび参加している定期講演会で、がんのサポート団体であるCNJががん患者やその家族、または一般の人へのがんに関する様々な知識を高めようとするがん医学勉強会です。
毎回、国内外のがん医療の最前線で活躍する医師や医療従事者や知識人などのとても貴重なお話が聞けます。
今回の講演会のプログラム:
1 がん情報ナビゲーター(CIN)、認定乳がん体験者コーディネーター(BEC)の活動報告
2 もっと知ってほしい代替医療のこと
3 代替医療に関する識者のパネルディスカッション

今回の聴講目的であった「もっと知ってほしい代替医療のこと」は、代替医療のなかでも鍼灸や漢方薬には殆ど触れておらず、健康食品・サプリメントの話で、「もっと知ってほしい健康食品のこと」でした。
2008年の厚生省の調べによるとがん医療のなかで健康食品・サプリメントの使用者は9割を超え、市場規模は年間1兆円に迫る程の市場だそうです。しかしネットや書籍など情報の氾濫により代替医療の何が正しく何が問題なのか解りにくく混乱しているのが現状です。
こうした代替医療をとりまく混乱状況の改善を目的として厚生省が補完代替医療ガイドブックの制作を行い、そのガイドブック制作に当った大野先生が講演しました。

(こちらのガイドブックは目白鍼灸院にも有りますので欲しい方はスタッフまで)
誤った情報や誇大な表現などに惑わされないために患者側での正しい知識も必要ですが、医療者側の無関心や認識不足なども大きな原因であることを指摘したうえで、医師は健康食品に救いを求める患者の心理をよく理解し、もっとコミュニケーションをとる、もしくはコミュニケーションがとれる医療環境を整えなければいけないと主張しておりました。

今回の「もっと知ってほしい代替医療のこと」では全く鍼灸の内容には触れてはいませんでしたが、この補完代替医療ガイドブックにもがん治療に対する鍼灸の有効性や適応範囲などについての記述があります。

(補完代替医療ガイドブック資料編19ページより)
ダンロードはこちら(PDF)
目白鍼灸院では多くのがんの患者さんに対しての鍼灸治療とリンパ浮腫治療を行っています。
がんの疼痛緩和や、抗がん剤の副作用軽減、手術後の痛みの軽減、術後の健康管理のサポート、ホルモン療法などの副作用軽減や神経症状、精神症状の治療など多くの目的でがんのサポート治療を行っています。
患者さんひとりにじっくり向き合い、ゆっくり話を聞き、身体を診察する鍼灸はがんのケアに欠かせない医療の一つになりつつあります。
実際、全国の国立がんセンターやがん研究所などがんの専門病院や緩和ケアで活躍する鍼灸師が増えています。
がん対策基本法による緩和ケア等チーム医療が推進される中で、今後どんどん緩和ケア領域での鍼灸師が増加することでしょう。

東京ウィメンズプラザ
次回のCNJは「もっと知ってほしい脳腫瘍のこと」7月25日(日曜日)渋谷ウィメンズプラザ12:15~一般参加費1000円です。
がん医学の講演会ですが一般向けで毎回とてもわかり易くお勧めです。
記事担当;藤井
がん関連記事:
不安と免疫と鍼灸と
意外な癌と鍼灸の関係
抗がん剤・放射線治療と食事のくふう
がん医療セミナー 「もっと知ってほしいすい臓がん」
ツボ押しと鍼灸の威力~家庭画報 2010年7月号

TAG: がん鍼灸 癌のつぼ療法 がんと鍼灸治療 癌の針灸 がん ハリ治療 癌のツボ がん 東洋医学 癌と針灸治療 がん治療と鍼灸 癌治療と針灸 がん治療を行う鍼灸 癌とハリ 目多くのがんの患者さんに対しての鍼灸治療とリンパ浮腫治療を行っています。鍼灸によるがんの疼痛緩和や、鍼灸による抗がん剤の副作用軽減の治療、針きゅうによる手術後の痛みの軽減、術後の健康管理のサポート、ホルモン療法などの副作用軽減や神経症状、精神症状の治療など多くの目的でがんのサポート治療を鍼灸で行っています。
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