2010日中気功大会に参加しました
- 2010/09/19
- 19:30
スタッフの藤井です
9月19日(日)に墨田区のすみだリバーサイドホールで開催された2010日中合同気功大会に中国語の通訳として参加してまいりました。
今回の日中気功大会は多くの気功団体が一堂に会し、中国からも多くの医療気功の先生を招いて行われました。

通訳を担当したのは、
王凰桐先生(河北省医療気功医院院長)「気功の現状」
劉亜非先生(河北省医療気功医院副院長)「内養功」
銭愛珠先生(上海市気功研究所主任)「糖尿病に対する医療気功」
王興伊先生(上海市気功研究所所長・上海中医薬大学教授)「中国気功の歴史」
以上4名の来賓の先生たちの挨拶および、講演&気功表演を通訳しました。
普段は中国語を全く使わない生活なので、大きな舞台での通訳は緊張します。参加された皆様、稚拙な通訳ですみませんでした。

(劉亜非先生の繊細で且つダイナミックな表演はいつもすばらしいです)
劉亜非(りゅうあひ)先生は、中国において「気功」の概念を定義した劉貴珍先生のご息女で、内養功という医療気功の第一人者です。来日した際は通訳を担当することが多いのですが、いつも笑顔で元気溌剌としたとても楽しい先生です。
劉先生の本「医療気功 内養功」
は私がその昔に翻訳させていただきました。

今大会の主席であり、我がボスである帯津良一先生も出演しました。
残念ながら写真は撮れませんでしたが、今回は自ら太極拳の表演を行いました。
このほかたくさんの先生が講演、表演を行いましたが、自分の通訳に奔走して他の先生の講演を見られませんでした。それでも、今年の大会は国内外の気功愛好者が500人超も集まり、盛大な気功大会でした。広い会場で皆様が一緒に練習するさまは壮観です。
気功は日本ではチョット「あやしい」イメージがあったりしますが、中国伝統の中医学の流れを取り入れた健康体操のようなものです。健康を目指して、ゆっくり踊りながら一連の運動をするので、怪しいことは全くありません。
目白鍼灸院と提携している帯津三敬塾クリニックでも気功教室を行っています。
「病気でもできる簡単な体操、しかも覚えればいつでもどこでも、一人でも出来るよ」
「病気でじっとしていては体力が落ちちゃうから気功や太極拳をしましょうよ」
「ついでに気功・太極拳で闘病仲間を作って交流しましょうよ」
ってスタンスで行っている面が強いです。
気功とか太極拳って、はじめてだと気後れしてしまい、どこかに入門したり習い始めるのは一歩踏み出すのに勇気が要ることと思いますが、帯津三敬塾クリニックの気功&太極拳教室はいつでも好きな時に500円で自由に参加できるので、気功とか太極拳がどんなものか知りたい人、体験したい人には最適な場所だと思います。

(この写真は毎年4月に行われる大人気イベント、お花見太極拳教室)
帯津良一医師が若かりし頃、帯津三敬病院で入院しているがんの患者さんたちに、病気でもベッドに入りっぱなしでは病気に負けちゃうから、気功とか太極拳を入院患者のみんなで一緒に楽しくやってみようじゃないか!という訳で病院で気功を取り入れたのです。(もっと複雑な経緯がありますが、大まかにはこんな感じです)
インド発祥のヨガは大人気で、特に若い女性が多く、どこでもヨガ教室を行っています。しかし、中国発祥の気功はヨガと同じように健康やリラックスを目的とした運動法ですが、なんだか年齢層が高く、若い世代にはそれほど受け入れられてはいません。
気功がもっと若い世代に受け入れられるように、気功団体の皆様頑張って下さい!
おまけ

会場の外に出ると建設中のスカイツリーが見えました。
みんながカメラを向けているので自分も撮らなくちゃという気分になって撮ってみました。

お昼は近くの吾妻橋の「薮そば」まで歩いてみました。
午後の通訳の準備が大忙しだったためにゆっくりと味わっていられなかったのが残念でしたが、ソバは端正な感じの綺麗なソバで、汁は濃厚、ただ塩分が強いという意味ではなくしっかりとした風味でソバ湯で割っても味が落ちない逸品でした。純然たる正統な蕎麦屋の割にスタイルを押し付けるわけでもなく、小気味良い接客のさっぱりした店で、近所にあれば是非通いたいソバ屋です。
気功はリラックスするために行うものですが、気功の通訳ではリラックス効果は得られませんでした。
記事担当:藤井
関連記事:ところで「気」って?
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9月19日(日)に墨田区のすみだリバーサイドホールで開催された2010日中合同気功大会に中国語の通訳として参加してまいりました。
今回の日中気功大会は多くの気功団体が一堂に会し、中国からも多くの医療気功の先生を招いて行われました。

通訳を担当したのは、
王凰桐先生(河北省医療気功医院院長)「気功の現状」
劉亜非先生(河北省医療気功医院副院長)「内養功」
銭愛珠先生(上海市気功研究所主任)「糖尿病に対する医療気功」
王興伊先生(上海市気功研究所所長・上海中医薬大学教授)「中国気功の歴史」
以上4名の来賓の先生たちの挨拶および、講演&気功表演を通訳しました。
普段は中国語を全く使わない生活なので、大きな舞台での通訳は緊張します。参加された皆様、稚拙な通訳ですみませんでした。

(劉亜非先生の繊細で且つダイナミックな表演はいつもすばらしいです)
劉亜非(りゅうあひ)先生は、中国において「気功」の概念を定義した劉貴珍先生のご息女で、内養功という医療気功の第一人者です。来日した際は通訳を担当することが多いのですが、いつも笑顔で元気溌剌としたとても楽しい先生です。
劉先生の本「医療気功 内養功」

今大会の主席であり、我がボスである帯津良一先生も出演しました。
残念ながら写真は撮れませんでしたが、今回は自ら太極拳の表演を行いました。
このほかたくさんの先生が講演、表演を行いましたが、自分の通訳に奔走して他の先生の講演を見られませんでした。それでも、今年の大会は国内外の気功愛好者が500人超も集まり、盛大な気功大会でした。広い会場で皆様が一緒に練習するさまは壮観です。
気功は日本ではチョット「あやしい」イメージがあったりしますが、中国伝統の中医学の流れを取り入れた健康体操のようなものです。健康を目指して、ゆっくり踊りながら一連の運動をするので、怪しいことは全くありません。
目白鍼灸院と提携している帯津三敬塾クリニックでも気功教室を行っています。
「病気でもできる簡単な体操、しかも覚えればいつでもどこでも、一人でも出来るよ」
「病気でじっとしていては体力が落ちちゃうから気功や太極拳をしましょうよ」
「ついでに気功・太極拳で闘病仲間を作って交流しましょうよ」
ってスタンスで行っている面が強いです。
気功とか太極拳って、はじめてだと気後れしてしまい、どこかに入門したり習い始めるのは一歩踏み出すのに勇気が要ることと思いますが、帯津三敬塾クリニックの気功&太極拳教室はいつでも好きな時に500円で自由に参加できるので、気功とか太極拳がどんなものか知りたい人、体験したい人には最適な場所だと思います。

(この写真は毎年4月に行われる大人気イベント、お花見太極拳教室)
帯津良一医師が若かりし頃、帯津三敬病院で入院しているがんの患者さんたちに、病気でもベッドに入りっぱなしでは病気に負けちゃうから、気功とか太極拳を入院患者のみんなで一緒に楽しくやってみようじゃないか!という訳で病院で気功を取り入れたのです。(もっと複雑な経緯がありますが、大まかにはこんな感じです)
インド発祥のヨガは大人気で、特に若い女性が多く、どこでもヨガ教室を行っています。しかし、中国発祥の気功はヨガと同じように健康やリラックスを目的とした運動法ですが、なんだか年齢層が高く、若い世代にはそれほど受け入れられてはいません。
気功がもっと若い世代に受け入れられるように、気功団体の皆様頑張って下さい!
おまけ

会場の外に出ると建設中のスカイツリーが見えました。
みんながカメラを向けているので自分も撮らなくちゃという気分になって撮ってみました。

お昼は近くの吾妻橋の「薮そば」まで歩いてみました。
午後の通訳の準備が大忙しだったためにゆっくりと味わっていられなかったのが残念でしたが、ソバは端正な感じの綺麗なソバで、汁は濃厚、ただ塩分が強いという意味ではなくしっかりとした風味でソバ湯で割っても味が落ちない逸品でした。純然たる正統な蕎麦屋の割にスタイルを押し付けるわけでもなく、小気味良い接客のさっぱりした店で、近所にあれば是非通いたいソバ屋です。
気功はリラックスするために行うものですが、気功の通訳ではリラックス効果は得られませんでした。
記事担当:藤井
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