本日は、動画をご紹介します。
こちらの動画は、とある男性が鍼灸治療を受けて脳血管障害が回復する様子を映画化したものだそうです。
この鍼灸治療法は「醒脳開竅法」(せいのうかいきょうほう)と呼ばれる技術です。
脳血管障害の後遺症である麻痺や神経障害などに対する治療効果が高いことで有名です。
東京衛生学園の兵頭明先生が20年前に中国天津から日本にも伝えました。
醒脳開竅法は、脳血管障害発症後の慢性化した麻痺の改善に行われる治療法ですが、発症直後から治療に取り入れるとより高い効果が得られます。
この治療法は、麻痺を起している手足の部分には直接鍼を刺し、脳の血栓や出血部位に対しては離れた手足のツボに鍼を刺し、遠隔刺激をつたえることで、血流の停滞を改善します。
(兵頭明『東洋医学のしくみ』(新星出版社)より)
私も、鍼灸マッサージ師の国家資格取得後に東京大森にある牧田中医クリニックにて、一年間醒脳開竅法の研修を受けました。
入院患者さんや外来でいらっしゃる脳血管障害の後遺症に悩む患者さんに、週に3~4回鍼灸治療を行うと、治療直後にも効果が現れます。長期的に見ていても素晴らしい機能回復効果が上がっていることをこの目で見てきました。
映画という形で鍼灸の効果が取り上げられることは、鍼灸という医術を広く知っていただく上で非常に効果的なアプローチだと思います。
是非日本語版も出てきてほしいところです

日本では醒脳開竅法による鍼灸は、
東京衛生学園や
牧田中医クリニックで学ぶことができます。
←ランキングに参加しています。よろしければクリックをお願いします。
TAG:鍼灸治療による脳血管障害 脳の病気に効く鍼灸治療 脳血管障害の鍼灸 麻痺 マヒの鍼灸 神経障害 鍼治療による脳血管障害治療 東京大森にある牧田中医クリニック 醒脳開竅 日本で醒脳開竅を学ぶ 脳卒中の鍼灸治療
- 関連記事
-