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ぎっくり腰注意報発令中!

年の瀬です、お正月を迎える準備で忙しい頃でしょうか?


12月になってぎっくり腰の患者さんが急に多くなりました。
毎年冬になるとぎっくり腰の患者さんは増えるのですが、今年は特に多いような気がします。
ぎっくり腰注意報です。

12月にぎっくり腰が多い理由は様々ですが、

①忙しくて疲れが蓄積して腰の筋肉の緊張が高まっている
②冷え・寒さで筋肉の緊張が高まっている
③大掃除や荷物の整理整頓で腰に負担がかかりやすい

などの理由が多いと思われます。


腰痛ストレッチ
疲労をためないことも大切です


ぎっくり腰は、
筋肉が硬くなってしまい、柔軟性が落ちた状態のときに、急に筋肉を伸ばしてしまうと「ギクッ」と傷めてしまいます。

柔軟性が落ちた古い輪ゴムを急に引っ張ると伸びずに切れてしまいます。
腰の筋肉でこれが起こったのがいわゆるぎっくり腰(筋筋膜性腰痛)です。
※これ以外にも腰部椎間板ヘルニアやお年寄りの腰椎圧迫骨折などの場合も有ります。



ぎっくり腰(筋筋膜性腰痛)になった患者さんの多くは2~3日前から腰がちょっと重だるかった、腰にすこし違和感があった、靴下をはいたり、顔を洗うとき腰がなんとなく伸びにくかった…
などの前兆があります。
これらの前兆は、ぎっくり腰警報です。


腰の筋肉が緊張しているサインです。
この腰の筋肉が緊張した状態で筋肉に急激な伸展動作(伸ばされる動き)がかかると筋肉や筋膜が切れちゃいます。
おそろしい「魔女の一撃」です。

majo魔女の一撃
ドイツ語では急性腰痛のことを「魔女の一撃」と言います。


とくに重い物を持たなくても、くしゃみでぎっくり腰になったとか、振り向いてぎっくり腰になったとか、子供を抱っこした瞬間に、などちょっとした動作で急性腰痛になるケースも有ります。

ぎっくり腰になってしまった場合、まずは出来るだけ動かないで下さい。
動けば動くほど悪化する場合が多いです。
コルセットが有ればコルセットで骨盤を締めて下さい。
鍼灸院に行けるようであれば、鍼治療は非常に有効な治療が出来ます。


しかし、重要なのはぎっくり腰にならないことです。
そのためにもぎっくり腰の前兆を見逃さないことです。
腰が何となく重くなってきた、いつもと腰の感じが違う、何かの拍子に腰に違和感・・・・
これらのサインが有った時はお近くの鍼灸院に腰を緩めてもらいましょう。
緩めるべきところは、腰だけでない場合が多いのですが。

何回もぎっくり腰をしているぎっくり腰マスターの方は、前兆が出にくい場合もあるので、この時期は月に1回でも予防的に鍼灸治療をお勧めします。


次回は腰痛予防や腰痛で使うツボの紹介をしたいと思います。
「ぎっくり腰予防法(腰痛対策ストレッチ講座)」


記事担当:藤井






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